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Oscar Competition 116HH 猛者 Special

「磯の猛者(ヒラス)は、モサッと食わせて猛者(OC116HH猛者SPL)で捕れ!!」

「モサッツ」としたスロー気味のアクションと、強靭な走りをするヒラスを「猛者」に例えたオッサンのダジャレ的ネーミング。

ティップまで張りの強いファーストアクション気味のロッドではトップを引っ張るプラグ操作がやりずらい、バイトがあっても弾きやすくノリが悪い。少々ダルいモサッとしたアクションでバットに力があればいい!!

そんな思いが昔からあった。

まだ、大型青物を想定したハイスペックな青物竿が無かった頃、GTペンシルでメーターを超す大型ヒラスがバンバン出ることに気付いた。当時持ってた青物竿といったら初期のブルーランナー110くらいなもんで、こいつだとパワー不足で少々心もとない。そこでGTエクスペディションやGBRポッピングを持参した。五島の磯でそのタックルはミスマッチに見えた。

これが竿のパワー的には使えるんだが、食ってきたら「ガンッ!!」「ガツン!!」とショックが手元まで来てなかなか乗らない。状況の差もあるんだろうがこれまでの半分も乗らない感触があった。

そこでいろいろ考え「ルアー引っ張るからと言ったって、なにもルアー竿を使わなきゃと決まってるもんじゃない」と思い、石鯛竿にベイトリールかませて持参した。当時は青物には速引きというセオリーみたいなもんが一般化しており、オレ自身も例外に漏れず青物狙い時は速引きしてたので低いギヤ比の石鯛リールでは思ったようなアクションが出しずらく不便に思ったが、魚のノリはイイ!!バコッと出れば竿も着いていく感じでフッキングする。張りの少ない繊細な穂先をもった石鯛竿を選んだのは正解で食ってきた際モサッとしたアクションの穂先がノリに影響してると思った。そして掛けた後は強靭な石鯛竿のバットパワーで魚に負けない。「これは使える!」と思った。

そんな頃から時は流れ、自分で「こんな竿があってもイイ」などと思った竿(ブランク)を作れるような立場になった今

「ヒラス釣りには石鯛竿のようなルアー竿があってもイイ!」

そんな思いから「Oscar Competition 116HH 猛者Special」を作った。

定番のOC106HHをそのままティップ側に1フィート延長させたようなイメージで石鯛竿の穂先並に絞り込んだティップ、ウチのエギ竿と変わらない穂先径は2.2mmしかない。

この弾きのすくない1フィート延長させたティップがバイト時には追従してくれる。

キャスト時は、この釣りはルアー自体に重量があるので意識し張りを上げた竿にしなくても有効飛距離は出る。カゴ釣りと同じように竿の胴に乗せれば2.2mmの穂先の竿でも100gオーバーのルアーだって何の問題もなくキャストできる。

そしてこの2.2mm穂先が生み出す恩恵として、ヒラ釣りで使う程度の1oz程度の軽いプラグでもティップに乗るのでキャストできてしまうという、ある意味この竿も「外道スペシャル」的な副産物も生んだ。しかしあくまでターゲットはガチンコの大型ヒラスを想定した設計のヒラス竿。