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Oscar Competition 130Z Infinity ∞ Special

ヒラスは得てしてキャストゼロメーターでも釣りが成立したりする。ティップからわずかにルアーを垂らし、磯際に立ち、穂先を水面に入れ8の字を引き海をかき混ぜる。「こんなんで釣れんのか!?」と思うが前ぶれもなく見えない深場から突然ヒラスが現れルアーをひったくる。10.6ftではかなり海面に近い場所でないと穂先を海面に入れることができない。また、逆に高い足場などに立ち、ヒットが多いルアーのピックアップ寸前の磯際までキッチリルアーをアクションできない。低い足場でもウネリなどが強く磯際から遠い位置に立ちリトリーブする際、ルアーの回収はルアーを跳ねあげ回収しなければならない。回収とならず食った場合でもやりとりに困るシチュエーションだってある。南の海に遠征する際なども石灰質の特有の磯では磯際の一段低いテーブル状の岩場に足場を取ることができず高い所に立たなければならないケースも多い、テーブル状の岩場が数メートル張り出しているのでここでもルアーのピックアップ操作など一連の操作がショートロッドではやりずらい場合がある。ヒラスをやっててもショートバイト気味で「出るが」「触るが」なかなかフッキング率が悪いことも多い。時合いや条件など魚に起因するものであったとしてもそんなノリの悪い中でも弾きが少なくノリをよくするには、やはりティップがバイト時に追従する「入り(いり)」の調子が欲しい。また13ftは長さゆえのしなりやすさもあるので弾きも少ないだろう・・・そんな思いでプライベーター時代に13ftのパワーロッドをワンオフで作りました。

竿屋を始めた頃には、見事に!?売れなかった。どこの馬の骨が作ったのかもわからない13ftもあるハイパワーのおかしな竿。ブランクも国内少量生産ゆえ販売価格も店頭に並ぶメジャーメーカーの竿よりも高い。「そ〜だよな、そんな竿、よほどの変わりモンでなけりゃ買わないな」と自分でも分析はできていた。

しかし、「継続は力なり」なのか!?ここ数年、「昔作ってた13ftは作らないのですか?」という問合せをいただく。ありがたいことである。

2013年、にふさわしく13ftを13年の1回こっきり再生産する運びとなりました。(一般ウケするようなロッドでは無いでしょうから定期生産はいたしませんm(_ _)mまた数年後要望が聞こえてまいりましたら検討いたしますが(笑))

スペック的には「HH」レベルですがあえて「Z」表示にして「130Z」としております。

「∞」(Infinity)「8の字」引きに有利なロッドを表しています。