斥候500H 手持ちSpecial
「斥候」(せっこう)とは…敵の状況や地形などを探ること。
また、本隊に先んじて敵を偵察する少数精鋭部隊
※写真はオーナーモデル
◎実釣時の一連の操作のしやすさ
◎仕掛の管理
◎海底の状況把握
◎魚のエサを咥える動作&落とす動作も手に取るようにわかる感度
◎掛けた後の主導権を握りやすい胴の強さ
◎鰭のストロークさえ伝わるようなダイレクトに引き味を味わえる腰の残るブランク
ドピンピンの石鯛竿です。
竿に求める方向性は、「これが正解の方向」というものは無いと思います。
いろんなメーカーが、様々なユーザーの好みに合うものを作り出せばイイと思います。
多くの人が好むアレンジは大手メーカーさんのご担当。
そんなアレンジの竿も正解ですし。
多くの人は好まないが、一部の人にはドンピシャではまる。しかしそんないわば「的外れ的」な竿は商売としては小さな裾野の為、なかなか巷に出てこない。
でも・・・そんな竿も、「ひとつの正解」の方向でしょう。
穂先が残る張りのある竿のため一連の打ち返しの操作、根掛かりの管理、手返しにグズらない、見えない海の中の状況把握がしやすいアレンジにし、掛けてからは魚にイニシアチブを取られない腰の強さを市販品にはないほど発展させたモデル。手持ち専用です。
張り=伝わる=「糸電話」
おじぎしやすい穂先=伝わりが竿で消され人間に伝わらない
海底の状況を把握し、魚の捕食を感じ、掛けてからは鰭のストロークさえ楽しむ。
「そんなドピンピン、食い込みが悪いでしょ!?」
釣師はそれに対応した操作をすればいいハナシ、なんの為に手に竿を持ってるの!?そ~やって掛けたほ~が「掛けた!!」って気になります。一部のマニアは・・・(笑)
鮎の友釣りにしても、おとり鮎を操作し狙ったところで掛けることに「仕事」らしさが出るような気がします。「仕事の領域が多いほうが達成感がある」そんな方向性も加味した石鯛竿にしたつもりです。
ドピンピンのヒラスズキロッドを作られてる、九州のルアーフィッシュングの先駆者的な名手がおれれます。一般多数の方は「使いにくい」と思っても、そんなヒラ竿もひとつの方向性かと思います。定番を使いこなすよりも個性バリバリの万人には使いにくいとすら感じる竿を何気に使いこなすほうが「粋」に見えたりする気もします。
かなり定番の調子から外れた個性的な竿ですので
違う攻め、違う楽しみ方、をされる方へ・・・